私たち大人は、時々、こどもの発する言葉に驚くことがありますが、
あるこどもカフェの日、私が調理している傍にいた高学年の女の子が「このまな板、便利だね!」と。
私は一瞬、「え?まな板?」と、返しましたが、そのまな板は四隅の一つに切れ込みが入っていて、
使わないときはその切れ込みを横にすると自立する工夫が施されているものでした。
その女の子は4人兄弟の長女さんで、忙しいママを手伝って、時々夕飯などを作ることがあることは知っていましたが、流石、目の付け所が違うなあ~と感心しました。
また、ある時は、高学年の男の子が「さとちゃんは何砂糖を使ってるの?」と。「三温糖が多いかな。」と答えると、「うちにはね、いろんな種類の砂糖があって、お母さんがクッキーとか作る時とか使い分けているんだよ。」と教えてくれました。
私はこどもカフェに来てくれる子どもたちとのこういったおしゃべりが大好きです。
お勉強も大事かもしれないけれど、日々の生活で身近にあるものに関心をもち、それがどんな働きをしているか、自分の食生活とどうかかわっているかをちょっとでも考えることは楽しいし、生きる糧になるとおもうのです。
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