「こども食堂を卒業します」
- satosuzu09
- 7月27日
- 読了時間: 2分
7月15日(定例のテイクアウト弁当の日)にいつものようにご家族分のお弁当を受け取りに来た
Àちゃん。フードパントリーから好きなものを選ぶと「ありがとうございます。」と。そこへママさんも後からやってきて、「さとちゃん。」と改まった感じで呼びかけられました。
「今まで、とってもお世話になりましたが、今月でさとちゃんカフェを卒業します。」と、突然のことに驚いて「え?」と私が返すと、「もう、この子も中学生で自分で夕飯も作れるようになったので。」と。
5年前、私が子ども食堂を始めたときは確かにまだ小さくてよくママと一緒に来ていましたが、そのうち、「今日は習い事に行っていて。」と、ママだけがお弁当を取りに来ることが増えました。
そのうち、ママは来なくても、一人で取りに来てくれたり、と、(大きくなったなあ)と感じるようになったところでした。「18歳までは【こども】と思って利用してもらっていいのですが…」とお話ししましたが、「大丈夫です。本当にありがとうございました。」と、「スタッフの皆さんでどうぞ。」と
季節のお菓子までいただきました。自分でご飯を作れるようになった、ってうれしいことですが、なんだかさみしくなり目頭が熱くなりました。
長いお付き合いの間には、私が予約を書き忘れていてご迷惑をおかけしたり、お弁当の受け渡しの短い時間にハイキングのお話をしたり、と、いろいろな事がありました。
「こちらこそ、お世話になりました。またお顔見せてくださいね。」と、お別れしましたが、
確かに引っ越しされた方、何度かご利用あったけどそれっきりの方、様々ですが、【卒業】ってなんだか幸せな響きだなあ、これからもがんばってね!、私ももう少しがんばるよ!と心の中で思った出来事でした。

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